福井県の特色
福井県の基本情報
面積
4,190.56k㎡
2026年3月公表/国土地理院
「全国都道府県市区町村別面積調」より
人口
739,000人
2026年4月公表/総務省
「人口推計/2025年10月1日現在人口」
人口密度
176.35人/k㎡
小数第三位以下四捨五入
福井県の紹介・特徴
福井県は日本海側に位置する、山々と海に囲まれた自然豊かな県です。北陸地方に属しており、北側の嶺北(越前地方)と、南側の嶺南(若狭地方および敦賀市)の二つに大きく分けられます。
日本海の荒波がつくる断崖として知られる東尋坊をはじめ、県内各地には自然や歴史を感じられる名所があります。
また、米作りが盛んで、コシヒカリ発祥の地として知られるほか、越前がに、甘えび、若狭ふぐなどの海の幸にも恵まれています。越前焼や越前漆器、若狭塗などの伝統工芸も受け継がれており、なかでも越前和紙は長い歴史を持つ代表的な産品です。
さらに、国内有数の恐竜化石の発掘地としても知られ、「恐竜王国」と呼ばれることもあります。恐竜博物館をはじめとした関連施設もあり、福井県を象徴する特色の一つとなっています。
福井県の
産業・仕事について
産業構造
| 産業大分類 | 企業数(社) | 割合 |
|---|---|---|
| 卸売業、小売業 | 6,547 | 21.6% |
| 製造業 | 4,113 | 13.6% |
| 建設業 | 3,997 | 13.2% |
| 宿泊業、飲食サービス業 | 3,725 | 12.3% |
| 生活関連サービス業、娯楽業 | 2,734 | 9.0% |
| サービス業(他に分類されないもの) | 2,599 | 8.6% |
| 医療、福祉 | 1,671 | 5.5% |
| 学術研究、専門・技術サービス業 | 1,361 | 4.5% |
| 不動産業、物品賃貸業 | 1,210 | 4.0% |
| 教育、学習支援業 | 764 | 2.5% |
| 運輸業、郵便業 | 481 | 1.6% |
| 農業、林業 | 442 | 1.5% |
| 金融業、保険業 | 275 | 0.9% |
| 情報通信業 | 229 | 0.8% |
| 複合サービス事業 | 47 | 0.2% |
| 漁業 | 28 | 0.1% |
| 電気・ガス・熱供給・水道業 | 22 | 0.1% |
| 鉱業、採石業、砂利採取業 | 15 | 0.0% |
| 合計 | 30,260 | 100.0% |
(総務省統計局「経済センサス」より)
産業の特徴
福井県の県内総生産は3兆4,943億円(令和4年)で、産業構成では第3次産業が最も大きな割合を占めています。第1次産業は314億円、第2次産業は1兆2,360億円、第3次産業は2兆2,055億円となっており、製造業を含む第2次産業にも厚みがあります。
福井県では、国内有数の産地を持つ繊維産業や、国内9割以上のシェアを占める眼鏡フレームをはじめ、電子デバイス、化学など、付加価値の高い産業が集積しています。
近年では、それらの産業で培われた技術を生かし、宇宙産業や医療産業といった先端分野への展開もみられます。現在は、産学官金が連携して進める「福井県民衛星プロジェクト」を通じて、新たなビジネスモデルの創出も目指されています。
また、国内外で高いシェアを持ち、独自の技術を有する中小企業が多いことも福井県の強みです。県では、こうした企業の実力や魅力を「『実は福井』の技」として発信しています。
※参照:福井県HP、内閣府「県民経済計算」令和4年度版
有効求人倍率・平均年収
| 有効求人倍率 (2026年3月/厚生労働省 「一般職業紹介状況」より) |
1.57倍 |
|---|---|
| 平均年収(男女計) (2026年3月公表/厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より ※諸手当を含む総支給額) |
32歳/449.8万円 |
| 37歳/491.2万円 | |
| 42歳/531.3万円 | |
| 47歳/533.9万円 |
上場企業一覧(証券コード順)
| 社名 | 本社所在地 | 業種 | 市場 |
|---|---|---|---|
株式会社熊谷組 |
福井県福井市 |
建設業 |
プライム |
ユニフォームネクスト株式会社 |
福井県福井市 |
小売業 |
グロース |
セーレン株式会社 |
福井県福井市 |
繊維製品 |
プライム |
株式会社田中化学研究所 |
福井県福井市 |
化学 |
スタンダード |
日華化学株式会社 |
福井県福井市 |
化学 |
プライム |
株式会社jig.jp |
福井県鯖江市 |
情報・通信業 |
グロース |
三谷セキサン株式会社 |
福井県福井市 |
ガラス・土石製品 |
スタンダード |
Japan Eyewear Holdings株式会社 |
福井県鯖江市 |
小売業 |
プライム |
日本システムバンク株式会社 |
福井県福井市 |
不動産業 |
名証メイン |
株式会社松屋アールアンドディ |
福井県大野市 |
機械 |
グロース |
株式会社PLANT |
福井県坂井市 |
小売業 |
スタンダード |
前田工繊株式会社 |
福井県坂井市 |
その他製品 |
プライム |
フクビ化学工業株式会社 |
福井県福井市 |
化学 |
スタンダード |
三谷商事株式会社 |
福井県福井市 |
卸売業 |
スタンダード |
株式会社福井銀行 |
福井県福井市 |
銀行業 |
プライム |
Genky DrugStores株式会社 |
福井県坂井市 |
小売業 |
プライム |
KYCOMホールディングス株式会社 |
福井県福井市 |
情報・通信業 |
スタンダード |
福井コンピュータホールディングス株式会社 |
福井県福井市 |
情報・通信業 |
プライム |
※複数の市場に上場の場合、代表的な市場のみを記載しております。また、更新日によって、最新状況と異なる場合がございます。
転職市況サマリー
福井県の有効求人倍率は、2023年12月が1.94倍(全国平均1.31倍)、2024年12月が1.90倍(全国平均1.25倍)、2025年12月が1.84倍(全国平均1.22倍)と、高い水準で推移しています。コロナ禍となった2020年初めには一時低下したものの、全国平均と比べると依然として高く、企業の採用意欲の強さがうかがえます。
なかでもIT関連業では、継続的に人材需要がみられます。業務のデジタル化や効率化を進める企業が増える中で、社内システムの整備や業務改善を担えるIT人材を外部から確保したい、という動きも広がっています。
※参照:福井労働局「雇用失業情勢」令和7年12月版
福井県の暮らしについて
家賃相場(月平均/円)
| 20~39㎡ | 41,248 |
|---|---|
| 40~59㎡ | 51,029 |
| 60~79㎡ | 53,116 |
| 80~99㎡ | 52,312 |
(2024年9月公表/総務省「令和5年住宅・土地統計調査」より算出)
地価(坪単価平均/円)
| 1 | 福井市 | 271,580 |
|---|---|---|
| 2 | 敦賀市 | 177,916 |
| 3 | 小浜市 | 148,335 |
| 4 | 永平寺町 | 126,390 |
| 5 | 鯖江市 | 124,905 |
(2026年3月公表/国土交通省「地価公示」より各地区全地点の平均値を算出)
ライフスタイル
福井県は、共働き世帯の割合や女性の就業率が全国でも高い水準にあり、仕事と家庭を両立しやすい地域です。子育て支援制度も充実しており、生活を支える環境が整っています。
また、三世代同居の割合が高いことも福井県の特色の一つです。家族で子育てを支え合いやすい環境があり、子育て世帯にとって暮らしやすい土台があります。全国学力テストでも上位に位置しており、教育面での安定感もうかがえます。
さらに、福井県は男女ともに平均寿命が長く、健康長寿の地域としても知られています。自然に恵まれた暮らしや地域のつながりも、こうした生活を支える背景となっています。
※参照:福井県「家計調査」
通勤方法・時間
福井県では、1世帯当たりの自動車保有台数が全国でも高い水準にあり、日常の移動手段として自動車が広く利用されています。
一方で、福井県では「クルマに頼り過ぎない社会づくり」に向けて、行政・企業・県民が連携した取り組みも進められています。電車をはじめとした公共交通の利便性向上が図られており、自動車で駅まで移動して電車に乗り換える「パーク&ライド」も推進されています。
また、平均通勤時間は約20分で、30分以内の人が全体の65~70%を占めています。
※参照:総務省「住宅・土地統計調査」、一般財団法人自動車検査登録情報協会「自家用乗用車の世帯普及台数」
自治体による暮らしの支援
福井県は、移住を検討している方向けに移住促進サイト「ふくい移住ナビ」を運営しており、移住支援金制度の案内をはじめ、福井での暮らしや就職に関する情報を発信しています。
代表的な支援制度として、各自治体では次のような取り組みがあります。
【坂井市】
お試し移住補助金や空き家取得・改修補助制度など、坂井市独自の支援制度があります。
【福井市】
移住後の子育てや就職に関する支援制度が用意されています。
【越前市】
移住前の活動として、下見にかかる交通費や宿泊費を補助するほか、移住初期の支援金制度もあります。
このほか、県では「県産材を活用したふくいの住まい支援事業」を実施しており、新築やリフォームの際に活用できます。詳細は、各自治体の公式サイトなどをご確認ください。
※参照:福井県『ふくい移住ナビ』HP
福井県の子育て・教育について
幼稚園・保育所数
| 国公立 | 私立 | |
|---|---|---|
| 幼稚園 | 45 | 13 |
| 幼保連携型認定こども園 | 26 | 131 |
(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)
| 国公立 | 私立 | |
|---|---|---|
| 保育所 | 88 | 42 |
| 保育所型認定こども園 | 0 | 2 |
(2025年12月公表/厚生労働省「社会福祉施設等調査」より)
子育てのしやすさ
福井県は、共働き率が全国1位の61.2%、女性の就業率が全国2位の56.5%と高く、子育てと仕事を両立しやすい環境づくりが進められています。福井県の子育て支援ポータルサイト「ふく育」では、県内の子育て情報や共働き世帯向けの支援情報を確認できます。
子どもの遊び場としては、かつやまディノスパーク(勝山市)、福井県総合グリーンセンター(坂井市)、ツリーピクニックアドベンチャーいけだ(池田町)、きのこの森(おおい町)など、県内各地に親子で楽しめる施設や公園があります。
また、生き物について学んだり触れ合ったりできる水族館が4カ所、動物園が2カ所あります。加えて、恐竜化石の発掘地として知られる福井県ならではの施設として、福井県立恐竜博物館(勝山市)もあります。
※参照:総務省「令和2年国勢調査 就業状態等基本集計結果」、福井県子育て応援サイト『ふく育』
学校数
| 国公立 | 私立 | |
|---|---|---|
| 小学校 | 187 | 1 |
| 中学校 | 72 | 4 |
| 高校(通信教育を含む) | 25 | 7 |
| 大学 | 3 | 3 |
(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)
教育環境
小学校・中学校の全国学力テストでは、開始以来、上位に入る状況が続いています。全国体力テストでも小5男女と中2男子が全国1位、中2女子が全国2位となるなど、学力と体力の両面で高い水準がみられます。また、都道府県別の「英語教育実施状況調査」でも全国1位となっており、実践的な英語教育にも力が入れられています。
福井県で小学校受験の対象となるのは、福井大学教育学部附属義務教育学校です。中学受験では5校があり、同校のほか、中高一貫校の福井県立高志中学校、北陸中学校、福井工業大学付属福井中学校、敦賀気比高等学校付属中学校があります。
高校では公立学校への進学が多く、「進路実態調査」によると、県内進学者の約7割が公立高校へ入学しています。
福井県内には4つの大学があり、大学・短大への進学率は61.0%(令和7年3月)となっています。アクセスの良さから、進学先として関西圏や中京圏を選ぶ人も多くみられます。
※参照:国立教育政策研究所「令和4年度全国学力・学習状況調査」、スポーツ庁「令和4年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果」、文部科学省「令和3年度英語教育実施状況調査」、福井県教育庁高校教育課「令和7年3月学校卒業者の進路実態調査結果の概要(修正)」
自治体による子育て・教育の支援
福井県では、「ふく育県」を掲げ、子育て世帯を支えるさまざまな制度を設けています。主なものは以下のとおりです。
【子どもの医療費助成】
中学3年生まで(自治体によっては高校3年生まで)の医療費助成があります。
【2人目からの保育料負担】
年収640万円未満の世帯では、2人目からの保育料(保育所、幼稚園)が無料となります。3人目以降は全員無料です。
【すみずみ子育てサポート】
一時保育や子どもの送迎、生活支援などにかかるサポート料金の半額が補助されます。
【ふく育パスポート】
18歳未満の子どもや妊婦がいる世帯に発行されるもので、ふく育応援団店舗で優待割引サービスを受けることができます(利用時にはパスポートの提示が必要です)。
なお、詳細は各自治体の公式サイトなどをご確認ください。
※参照:福井県『ふく育』
福井県への転職について「もっと詳しく知りたい」という方は、各種支援サービスにエントリーのうえ、コンサルタントにご相談ください。